コスモ経営の貢献
株式会社コスモ経営コスモ経営の貢献
多くの経営コンサルティング会社は、事業計画作成指導、補助金取得の支援、幹部育成や営業・製造などの部門別の社員研修を手掛けています。弊社もこの点は同様です。 一方で中小企業の多くは、これらの指導を受けて自分たちのものにする環境が整っていません。具体的に言うと「指導を受けてモノにする力＝受ける力の欠如」です。そのため、経営コンサルタントの指導・研修を役立てられないのです。 受ける力を作るのは本来企業側の仕事です。経営コンサルタントの多くは、ここには立ち入りません。きわめて面倒だからです。 そのため、経営コンサルタントは自分の得意分野についてのみ関わることが一般的です。 私たちは、企業側の「受ける力」を高めることに尽力することで、多くの企業の再建や飛躍を支援して参りました。 コスモ経営の他のコンサルティング会社と異なる貢献を整理すると次のようになります。
1) 組織内の融和
社長と身内の後継者、トップ経営陣と部下、部門間では立場の違いや思いの違いから、互いを理解することが十分にできていません。お互いを理解し協力し合いたいという思いを持ちながらも、様々なわだかまりがあり、しっくりいかないことが多いのです。この橋渡しができる人が企業内にいれば問題はありませんが、それができる人を擁しているのは、10社中2-3社というのが実態です。 コスモ経営はこの橋渡しの役を引き受けることで組織内の融和を図ることに貢献します。
2) 思考力の向上
中小企業では学ぶ機会を失してきた人が多くいます。製造現場ではQCの7つ道具を理解し、必要に応じて活用するのが普通ですが、このトレーニングを受けていないと本質的な改善活動に取り組めません。営業現場では、提案営業の本質や販売戦略の取りまとめ方などについて我流のみで取り組み、できる人はできる、できない人はいつまでたってもできないという状態が継続されることがほとんどです。 逆に、現場社員がQC活動の本質や営業の基本を理解すると、自ら思考し改善活動に積極的に取り組み始めます。人は本質的には今より良くしたい、学ぶ機会が適切に与えられれば学んでみたいと考える生き物だと教えられました。 コスモ経営は、本質的な思考力の向上に貢献してきました。
3) 当該企業の成長・発展に必要な課題の明確化と推進の道筋作り
多くの経営コンサルタントは、企業へ得意分野を上手く売り込もうとします。それがぴったりと当てはまることもありますが、「運良くそうなった」ということに過ぎません。 企業の成長・発展の障害は様々です。例えば営業成績が伸びない理由は幾パターンもあります。営業担当者の努力不足、提案営業を理解していない、営業部内の空気が悪すぎる、製造部門とのコミュニケーションが取れず顧客から納期や技術対応面での不信を買っている・・・。病状に合わせた打ち手が必要ですが、これを正しく診断し、改善のための道筋を作る必要があります。 コスモ経営は、病状の的確な診断、対処の道筋作り、及び推進で貢献してきました。
この3つの支援により、今までの契約先業の70～80%は、自立した企業となり、組織力強化、収益改善、ビジョンの実現へ踏み出しました。